具体的な自然薯の掘り方はこちら
≫天然自然薯・山芋の掘り方、その道のプロが図解で徹底解説!!by天然自然薯マイスター
自然薯の葉っぱの特徴はこちら
≫自然薯の葉っぱや花の特徴。天然自然薯マイスターが解説
この記事の目次
自然薯のつるは右肩上がりの斜線
右巻きや左巻きという表現があるのですが、
実はこの表現、根本から見るか上から見るかで
逆になってしまったり、
いちいち思い出すのがめんどくさい!
ということで「右肩上がりの斜線」と覚えましょう
百聞は一見にしかず↓
上から見ると、反時計回りに巻き。
地面から見ると、時計回りに巻き。
しかし巻き方はどうでも良い。
ぱっと見でわかるように覚えたい。
「右肩上がりの斜線」です。ちなみに朝顔と同じ巻き方です。
しかし他の植物も右肩上がりのツルもありますので、
葉っぱと合わせて判断しましょう。
自然薯のつる・その他の特徴
自然薯のツル・その他の特徴についても解説していきます。
慣れると、遠目でもわかるようになるので、
頭に入れて確認してみましょう。
色が色々ある
緑、黄緑、赤茶色、黒、ごま(点々)など
様々な色があり、その色が、季節ごとに変化します。
自然薯のツルを探すときや確認するときは、色は目安になりません!
根本付近と先端付近の違い
自然薯の「つる」は節があり、霜が降りる頃には、節がバラバラに枯れ落ちます。
その一本一本は根元に行くほど短く、先端に行くほど、長くなります。
百聞は一見にしかず↓
根元部分から30センチの部分
1節が手のひらに収まる長さです。
続いて、根本部分から1メートルくらいの所の1節
少しわかりにくいかも知れませんが、
指先の脇芽が出ているところが節の終わりで、
写真の下いっぱいのところが一節の始まりです。
長さがこれだけ違います。
短い方が根元に近いということです。
実はこれ、プロには重要な手がかりで。
バラバラにつるが枯れ落ちてしまったとき、
短い節を探せば、根元に近いというヒントになるのです。
プロはこうしてつるが枯れた後にも自然薯を探し出します。
夏の間の見た目
夏に掘ってもまだ自然薯は出来上がっていませんが、夏は花が咲いていてわかりやすいです。夏の間に印をつけておくのもいいかもしれません。
自然薯の時期・旬に関してはこちら↓
≫自然薯の時期、旬はいつ?天然自然薯マイスターが解説
オス
メス
こんな感じでオス株メス株の違いもあるので
チェックしてみてください!
自然薯のツル・まとめ
- ツルは「右肩上がりの斜線」で巻いている
- ツルの色は様々
- 下に行くほど一節が短い
自然薯のツルが、硬く太いと、下の自然薯も質がいい場合が多いので
「いいツル」を見つけるのがプロの最初の仕事です。
冬のツルの探し方の記事でより詳しく掘り下げています。チェックしてみてください↓
≫天然自然薯の見つけ方・探し方【冬編】ツルが枯れても大丈夫by天然自然薯マイスター
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こんにちは今回は自然薯の
「つる」について解説していきます。
この記事では
・つるの質感や形状、巻き方
・一節一節の長さの特徴
・色や夏の間の見た目
など事細か深掘りして行きます。