天然自然薯の旬は11月から12月だと言われている事が多いのですが、それは需要が一番大きい時期というだけで本当に美味しいのは12月以降、霜が降りた1月・2月がアクが抜け熟成していく一番美味しい季節です。しかもその時期、天然物はツルが切れてしまうので中々市場には出回らないんです。天然自然薯専門の調理師が詳しく解説します。
自己紹介です!
宮崎県の「天然自然薯専門店ハートリーフ」代表の久美田と申します。天然自然薯のことなら私にお任せください。
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天然自然薯マイスターとしてメディア出演多数「満点☆青空レストラン」「the 鉄腕DASH」「旅サラダ」他…
- 一番おいしい食べてほしい時期
- 掘れる時期
- 掘りやすい時期
- まとめ・掘りやすい時期と美味しい時期にズレがある
の順序で解説して行きます。
天然自然薯の基本を押さえておきたい方
≫自然薯とは?という疑問に【天然自然薯マイスターが詳しく解説します。】
この記事の目次
【旬】一番美味しい食べてほしい時期
まずは一番美味しい食べてほしい時期から解説いたします。
スバリ12月後半から3月前半まで
この時期が味が熟成されて青臭さもなく一番美味しい時期です。
それぞれの時期の特色をご紹介します。
10月〜12月前半ごろの自然薯
- フレッシュな果実感のある強い香り
- 青臭さがありアクが強め
- 粘りは伸びが強め
12月後半〜3月ごろの自然薯☆この時期がベスト☆
後半にいくにつれて
- 熟成して甘みと旨味が強くが出てくる
- アクが抜けきる
- 粘りはもっちりとした、もちのようになる
まさに旬の時期です。
4月以降の自然薯
- 甘みと旨味は維持
- 芽を出す時期のため後半に行くにつれて粘りが弱くなってくる
目を出すためにエネルギーをどんどん使って行きますので、少しずつ粘りや味が落ちて行きます。
アクの強いすりおろすと灰色になる時期の自然薯は本来の美味しさとは程遠いものです。
ぜひ霜が降りてからの自然薯、年明け以降の自然薯を食べてみてください。
天然自然薯の掘れる時期
天然自然薯が掘れる時期は10月から翌年の4月ごろまでです。(天然自然薯収穫量日本一の宮崎・鹿児島が目安)
寒い時期に取れると覚えておきましょう。
掘りやすい時期は?
自然薯は地表に出ているツルや葉っぱを目印に探します。なので冬になってツルが枯れてしまうと探すのはとっても難しいのです。
捜しやすいのはツルが枯れる前12月前半くらいまでそれ以降は、ツルが枯れてしまい探すのは大変です。それぞれの時期の自然薯の探し方を記事にしています↓
10月から12月前半のツルが枯れる前
≫自然薯の見分け方、見つけ方、探し方【葉っぱやツル】写真多めで解説
12月後半からツルが枯れた後
≫【冬】ツルが枯れてからの天然自然薯の見つけ方・探し方
掘り方はこちらの記事
≫天然自然薯・山芋の掘り方、その道のプロが図解で徹底解説!
掘りやすい時期と美味しい時期のズレ
掘りやすいのは10月から12月前半です。
美味しいのは霜が降りて、ツルが枯れ落ちて、自然薯の熟成が始まり、1月2月3月まで、甘みと、うまみのピークを迎えます。
ここで注目して欲しいのは、掘れる時期と美味しい時期にズレがあることです。つるが枯れ落ちると本当のプロしか見つけ出すことが難しくなります。
一番美味しい時期の天然自然薯はなかなか出回らないのです・・・
まとめ
自然薯の季節は基本的には寒い時期です。
掘れる時期は11月から5月頃
一番美味しい旬の時期は12月後半から3月です。
ぜひ一度一番おいしい時期の天然自然薯を食べてみてください。購入は天然自然薯専門店ハートリーフをおすすめいたします。
私は祖父の代から続く天然自然薯仲買の3代目です。
毎日100本前後、天然自然薯を入荷しています。
それをさらに厳選して
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自然薯の時期・まとめ
自然薯の取れる時期は、10月から4月までです。
その中でも旬は12月から3月までの寒い時期になります。
ぜひ一度天然のベストな時期の自然薯を味わってみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございます。またどこかで会いましょう
について解説しています。