天然自然薯のとろろの粘り部位による違い[動画付きで解説]

自然薯マイスター

こんにちは!じいちゃんの代から自然薯一筋、天然自然薯マイスターです。

山菜の王であり、粘りの王様でもある自然薯

長芋などとは比べ物にならない粘りの強さを持っています。

毎日仲買として天然自然薯を100本以上選別している私がその粘りの秘密を解説いたします。

この記事を読むと・・・
  • 天然自然薯の粘りの強さの秘密がわかる
  • 栽培自然薯や長芋との粘りの特徴の違いもわかる

天然自然薯のとろろ粘りの強さの正体

まずは何はともあれ動画をみてください。↓

いかがでしょうか?

箸で持てるというのはよくあるんですが持ってもなかなか垂れてこないですよね

これが天然自然薯の粘りの強さです。

この粘り成分は食物繊維です。天然自然薯は長芋などに比べ水分量も少ないため、より粘りが強くなります。

そして私の経験上、粘りの強い自然薯は香りも格段にいいです。

口に入れた瞬間、モチのような食感とともに鼻から抜ける香り。

出汁や醤油とあいまって自然薯にしかない、なんとも言えない美味しさです。

長芋は自然薯とは種類が違います。粘りは強くないですが、甘みがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。

≫自然薯と長芋の違いをより詳しく知りたい

自然薯なら粘りは強いのか?部位による違いは?

自然薯なら全て粘りが強いのかというと、決してそうではありません。

育った土質や、土地の水分量で大きく左右されます。

いい自然薯の条件
  • 土質がきめ細かく石などが含まれていない
  • 土壌の水分が少ない
  • グニャグニャしていたり、何本も枝分かれしていない
  • 里山に自生していること。

自然薯というと、グニャグニャしていたり何本も枝分かれしているものを連想するかもしれません。

しかしそれは、粘りは弱くアクが強い、自然薯の出来損ないです。

いい自然薯というのは↓

このように力強くわりとまっすぐ育っています。

断面を見てみると↓

引き締まっていて、変色もなく一切水分がにじみません!

これが粘り強い最高級の自然薯です。

粘りの強い部位とよく検索されているようなのでお答えします。

上部に行くほど粘りは強いですが、繊維質でシーズン初め11月〜12月は時期は青臭みがあることがあります。

それに粘りの差はそれほど感じられないかもしれません。

どこから買うかの方が重要だと思います。

自然薯の粘り・まとめ

天然自然薯の中でも数ある中から選別されたものが一番粘りの強い最高級品です。

そして、粘りが強くアクがないということは、味、香りも素晴らしい状態です。

ぜひ一度天然の自然薯を味わってみてください

自然薯の基本のすり方などの記事はこちら↓

天然自然薯
マイスター

私は祖父の代から続く天然自然薯仲買の3代目です。

毎日100本前後、天然自然薯を入荷しています。

それをさらに厳選して

「品質は日本一」

自信を持てるものだけ出荷しています。

天然自然薯とろろを瞬間冷凍した、小分けの「生とろろパック」
ご飯にかけるだけの「だしとろろ」などもご準備しています。

ぜひ一度通販ページをご覧くださいませ↓

「天然自然薯専門店heartleaf」

お待ちしています!

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