【自然薯の産地どこがいい?】天然自然薯なら南九州産が最も優れている理由

天然自然薯
マイスター

こんにちは、天然自然薯マイスターです。

今回は自然薯の産地ってどこがいい?という疑問にお答えしていきます。

筆者は祖父の代から続く、天然の自然薯の仲買で、調理師であり、天然自然薯のランチカフェを経営しています。詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。

天然自然薯なら確実に南九州産
【明確な理由あり】

結論は、天然自然薯を買うなら南九州です。

3つのポイントに絞って解説します。

  1. 南九州は西暦1700年から続く『かるかん』製造に伴う自然薯の消費量が桁違い、それだけ需要があり質が求められる。
  2. 南九州特有のきめ細かい火山灰土壌によって、美味しい自然薯が取れる事から、『かるかん』が誕生した。
  3. そして何よりも重要なのが、『掘り子』と呼ばれる、自然薯堀りを生業にされている方々の存在です。

結論

一番の強みは、長い歴史の中で成熟していった、『掘り子』さんと言う、南九州独特の自然薯堀りのプロがいることと、きめ細かい火山灰土壌が質の良い自然薯には欠かせないということです。

天然自然薯
マイスター

堀り子さんが質の良い自然薯を求めて、山に分け入り一人1日10kg前後掘り上げます。

その後、私の仲買店に持ち込みます。その時点でとても高品質な自然薯です。

その中から私どもの独自のノウハウでとろろにした時の品質を見極め選別して全国に発送しています。

気になる方はこちらからどうぞ

ここで『掘り子』さんと言う文化を深掘りします

掘り子さんの凄さを具体例を挙げて説明すると、テレビなんかで、一本の自然薯を名人と呼ばれる方が道具を使い分けて、数時間かけて掘っていたりしますが。

プロは専用の長細いスコップ1本(”きんつ”とよんでいます)で掘っていきます

20分で1.8メートル掘って、それを1日で20本前後、調子が良ければ20本掘って、合計10〜20キロもの天然自然薯を1日で掘ります。

さらにツルが枯れて素人ではとても探せない時期になってもペースはあまり落ちません。

長い歴史の中で培われたノウハウがあり、常に質と量を求められる世界です。南九州以外にはここまで質と量を求められる地域はありません。そのプロが毎日、10名程度、当店のような仲買店に売りにきます。

栽培自然薯は産地じゃなく農家さん選び

栽培自然薯は、全国いろんな地域で栽培されてます。生産量が多い地域が良い自然薯かと言うと、全くそうは思いません、それよりも農家さんによるところが大きいですね!

それほど自然薯は難しい作物です。農家さんは本当に試行錯誤されて、天然物に近づけようと様々な努力をされています。

今は農家さんの思いが様々にホームページで紹介されていますので、気になるところから買ってみてはいかがでしょうか?

天然・栽培の自然薯の選び方などまとめた記事はこちらです↓
自然薯通販店の選び方、買い方まとめ【天然自然薯マイスターが解説】

まとめ

自然薯ランチ

天然自然薯は南九州産が一番です。歴史や文化的な背景からも質が高いものを常に求められているので、自ずと品質は高くなるでしょう。

ここまで自然薯に興味を持って読んでいただけたことに感謝いたします。

天然自然薯
マイスター

私は祖父の代から続く天然自然薯仲買の3代目です。

毎日100本前後、天然自然薯を入荷しています。

それをさらに厳選して

「品質は日本一」

自信を持てるものだけ出荷しています。

天然自然薯とろろを瞬間冷凍した、小分けの「生とろろパック」
ご飯にかけるだけの「だしとろろ」などもご準備しています。

ぜひ一度通販ページをご覧くださいませ↓

「天然自然薯専門店heartleaf」

お待ちしています!

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