自己紹介です!
宮崎県の「天然自然薯専門店ハートリーフ」代表の久美田と申します。天然自然薯のことなら私にお任せください。
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天然自然薯マイスターとしてメディア出演多数「満点☆青空レストラン」「the 鉄腕DASH」「旅サラダ」他…
この記事の目次
そもそも「むかご」とは?
むかご(零余子)とは自然薯の赤ちゃんで、ツルの途中に豆のように出てきます。
種子とは別の繁殖方法の、栄養繁殖と呼ばれる繁殖方法です。
地面に落ちると芽吹き、ツルを巻き、いずれは自然薯になることができます。
栄養価は自然薯と同じで、消化酵素のアミラーゼがふくまれていたり、滋養強壮効果があったり、とお手軽に摂取できる自然薯ですね。
11月から冬にかけてが食べごろで、よくみられます。
採取時期、保存方法
探し方は、見分け方は、こちらの記事↓
自然薯の見分け方、見つけ方【葉っぱやツル】写真多めで解説
を読んでみて、その後むかごがついているかどうかという判断になります。
よく似た形でオニドコロといく植物にもむかごそっくりの物がなるので要注意です。
採るタイミング
むかご自体は夏ごろから出てきますが、採るタイミングは、黒く艶が出てきた時がベストです。
11月の寒くなってくる時期に黒光りしてくるので、そのタイミングを狙ってみてください。
庭先や散歩道などで、実際に採取して食べる場合は、量がそんなに集まらないと思いますので、1シーズン少しずつ拾いながら、集まったら食べるという感じがいいと思います。
保存方法
基本的には、常温で保存していても、冬場は全く問題ありませんし、元から異常(虫食い、柔すぎるなど)がない限りは傷みません。
あったかくなってきたり、心配な場合は冷蔵庫に入れておけば、2ヶ月ほど、さらに保存したい場合は冷凍して半年ほどは大丈夫です。
おすすめの食べ方
ある程度、量が集まったら食べてみましょう。
ちなみに生でも食べれます、ちょっと青臭いですが、ちゃんと粘りがあって美味しいですよ!
むかごご飯
やっぱり、むかごご飯が定番ですよね
- ムカゴ同士がこすれ合うように、よく水で洗います、色が出てくるので、何度か繰り返してください。
- 炊飯器にセットしたお米と水の中にムカゴ50gを入れます。
- 米2合の場合、いつもの水の量の他に、塩小さじ1と酒大さじ1を入れて炊いていきます。
- 炊き上がったら完成です。
むかごの佃煮
天然自然薯専門店ハートリーフで出している人気メニューです。
下茹でして、揚げ焼きにして、調味していきます。
- 100g~150gのムカゴを5分ほど下茹でします。
- 水に浮くようなムカゴは取り除いておいてください、5分経ったらザルにあげます。
- フライパンに油、大さじ2杯を引いて、揚げ焼きにしていきます。
- ムカゴのいい香りがしてきて爪楊枝が刺さるくらいの硬さになったら、一旦火を止め、油をキッチンペーパーで吸収します。
- そこに、醤油と砂糖と酒を、大さじ1ずつ入れて、汁気がなくなり、とろみが出るまで炒めます。
- 最後にゴマをかけて、火を止めたら出来上がりです。
まとめ
まさに秋の味覚の「むかご」
自然薯の赤ちゃんとは知らない方も多いですよね?ホクホクとした食感がたまりません。
庭に自然薯が生えていれば、自然薯は掘らずに毎年むかごを楽しまれるのもお勧めです。
私は祖父の代から続く天然自然薯仲買の3代目です。
毎日100本前後、天然自然薯を入荷しています。
それをさらに厳選して
「品質は日本一」
と自信を持てるものだけ出荷しています。
天然自然薯とろろを瞬間冷凍した、小分けの「生とろろパック」や
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✅ そもそもむかごって?
✅ むかごってどこにあるの?
✅ おすすめの食べ方は?
という方向けに記事を書いていきます。